元フジテレビのフリーアナウンサー、大島由香里(37)が4日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・0)にリモート出演。女性蔑視とも取れる発言を謝罪した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)について言及した。
森会長は3日に出席した日本オリンピック委員会の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、物議を醸していた。4日、東京都内で会見し、「深く反省している。おわびをして、訂正、撤回したい」と陳謝。辞任の可能性を否定した上で「邪魔だといわれれば、老害が粗大ごみになったのかもしれないから、掃いてもらえばいい」と語った。
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大島は「一周回ってもう、何の悪気もなくこういう発言をすることに対して、むしろ潔いんじゃないかくらいに思ってしまう」と嘆き、「本当に思っているからこそ出る発言」「いちばん問題だなって思うのはこの方がオリンピックのトップに据え置かれて、周りが何も言えないということ」と指摘した。
諦めのような感情を持ったとしながらも「『ああ、もうこういう人だからね』となってしまうと何も変わらないと思うので、ちゃんとこういう発言はおかしいですよと女性から声をあげていかないといけないんだなというのは、本当に心から思いました」と語った。