その他の写真(1/2枚)
宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)が8日、兵庫・宝塚大劇場でサヨナラ公演「『fff-フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~」「シルクロード~盗賊と宝石~」の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。
恒例であるファン数千人が大劇場の外に集まるサヨナラパレードは新型コロナウイルスの状況を鑑みて中止。サヨナラショーでは2018年に演じた「ファントム」の「Home」など、自身の思い出の曲を並べた。
黒燕尾姿で最後の大階段を降りた望海は「全員で舞台に立つことがかない、最高の千秋楽を迎えるができました。みなさまになんとお礼を申し上げていいかわかりません。胸がいっぱいです。きょう、この日のことは一生忘れません」とコロナ禍で公演ができたことに感謝した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
トップ娘役の真彩希帆(まあや・きほ)も同時退団。当初は昨年7月に開幕し、同8月に千秋楽の予定だったが、コロナ禍で公演延期となり、退団日も昨年10月11日から半年先送りとなっていた。4月11日の東京宝塚劇場千秋楽をもって退団となる。
望海は03年に入団して花組に配属。14年に雪組へ組替えとなり、17年7月にトップに就いた。歌、ダンス、芝居と三拍子そろい、真彩とのコンビは平成、令和の宝塚を代表するトップと評される。