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俳優、長谷川博己(43)が主演し、7日に終了したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回の平均世帯視聴率が関東地区で18・4%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最終回の18%超えは2011年の「江~姫たちの戦国~」以来9作ぶりで、戦国最大のミステリー「本能寺の変」に国民が注目した。全44回の期間平均視聴率は14・4%で、4年ぶりに14%を突破した。
麒麟がさまざまなアクシデントを乗り越え、大河を完走した。
全44回の期間平均世帯視聴率は14・4%を記録。期間平均の14%超えは2016年の「真田丸」(16・6%)以来4作ぶりで、前作の「いだてん~東京オリムピック噺~」の8・2%から6・2ポイントも上回った。
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15分拡大して放送された最終回は18・4%で、番組最高となる初回の19・1%に次ぐ2位。最終回での18%超えは19・1%を記録した11年の「江-」以来9作ぶりで、まさに有終の美となった。
高視聴率の要因となったのは日本人なら誰もが知る大事件「本能寺の変」だ。明智光秀がなぜ主君・織田信長を討ったかという謎に迫るクライマックスだけに、番組関係者も「どのように今回描かれるのか。光秀をどこまで描くかが関心を引き付けた」と分析する。
最終回は、長谷川扮する光秀が本能寺に攻め入る姿や染谷将太(28)演じる信長の壮絶な最期が迫真の演技とともに描かれたほか、その3年後に秀吉に敗れたはずの光秀らしき侍が登場するという“生存説”に含みを残して終了した。最高瞬間は本編終了前の午後8時57分で21・6%。光秀らしき侍が馬で駆けるラストシーンだった。
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