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将棋の藤井聡太二冠(18)=棋聖・王位=が11日、東京都内の有楽町朝日ホールで指された第14回朝日杯オープン戦・準決勝で先手の渡辺明名人(36)=棋王・王将=を破り、決勝に進出した。
両雄は昨年7月に藤井二冠が初タイトルを獲得した棋聖戦五番勝負以来の再戦。持ち時間各40分の早指し勝負は攻撃的な「相掛かり」の戦型で始まり、互角の展開のまま、ともに1分将棋に突入。藤井二冠は一度は渡辺名人に土俵際まで追い詰められたが、持ち前の終盤力で逆転し、最後は渡辺名人を138手で投了に追い込んだ。
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もう一方の準決勝は、三浦弘行九段(46)が西田拓也四段(29)に125手で勝利。藤井二冠は、2年ぶり3度目の優勝をかけて、午後2時からの決勝に臨む。