俳優、役所広司(65)が11日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「すばらしき世界」(西川美和監督)の初日舞台あいさつに出席した。
直木賞作家、佐木隆三氏の小説「身分帳」が原案。人生の大半を獄中で過ごした実在の男性がモデルになった主人公を演じた。西川美和監督(46)と今作で初タッグを組んだ役所は「佐木さんの男性的目線で語る本が西川監督の女性の目線で脚本家されたのがうまく化学反応を起こし、美しい映画になった」と感慨深げ。「現場の男たちは大好きです」とおちゃめに感謝していた。
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仲野太賀(28)、六角精児(58)、北村有起哉(46)も出席した。