京阪ホールディングス(HD)の加藤好文会長CEO(最高経営責任者)=(69)=は11日までに共同通信社のインタビューに応じ、昨年11月に導入を表明した終電時間の繰り上げを今秋までに実施する方針を明らかにした。乗客の増加が見込まれる紅葉シーズンを前にダイヤを改正したい考えだ。
鉄道各社は固定費の削減や働き方改革の一環として、終電の繰り上げを実施する予定だ。加藤氏は理由について「人材や作業時間を確保するために有効な手段だ」と説明した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅勤務が広がるなど、生活様式が変化していることも挙げた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
運賃の値上げは、現時点で実施する考えがないとした。