ノーベル物理学賞に宇宙研究3氏 日本人の受賞ならず
ノーベル物理学賞に宇宙研究3氏 日本人の受賞ならず
スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、2019年のノーベル物理学賞を、太陽系外の惑星を発見したスイス・ジュネーブ大のミシェル・マイヨール名誉教授(77)とディディエ・ケロー教授(53)、宇宙の歴史と構造を理論的に解明した米プリンストン大のジェームズ・ピーブルズ名誉教授(84)に授与すると発表した。従来の宇宙観を大きく変えた業績が評価された。 スイスの2氏は1995年、木星のようにガスでできた惑星「ペガスス座51番星b」を発見。ピーブルズ氏は、138億年前に宇宙が誕生した後、ビッグバンという高温状態から現在の姿になった宇宙の進化を理論的に明らかにした。
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