「京都アニ」放火殺人、青葉容疑者がリハビリ開始 車いすに座れる程度まで回復
「京都アニ」放火殺人、青葉容疑者がリハビリ開始 車いすに座れる程度まで回復
京都アニメーション放火殺人事件で、重いやけどで大阪府内の病院に入院中の青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、寝たきりの状態を脱し、座った状態でのリハビリを始めたことが8日、関係者への取材で分かった。逮捕状の執行には勾留に耐えられるとの医師の判断が前提で、逮捕の見通しは立っていない。 関係者によると、車いすに座れる程度まで回復し、今後は歩行の訓練も予定されている。青葉容疑者は発声でき、簡単な会話をしているが、事件については言及していないという。 青葉容疑者が病院で話をしても、裁判で供述の任意性が争われる可能性があり、京都府警は取り調べの進め方を慎重に検討している。 関係者によると、青葉容疑者は皮膚移植手術を重ね、8月上旬にはヤマ場を越え、ほぼ命に別条がない状態になっていた。 青葉容疑者は7月18日午前10時半ごろ、京都市伏見区の京アニ第1スタジオに玄関から侵入し、ガソリンをまいて火を付けた疑いがある。事件では、スタジオにいた社員70人のうち36人が死亡した。このうちの36人目となった20代女性は、集中治療室に入って容態が一進一退が続いた末、今月4日に死亡。ほかに33人が重軽傷を負った。
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