菅義偉首相は15日の衆院予算委員会で、女性蔑視発言で辞任を表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任選考に関し、組織委側に透明性の確保を求めたと明らかにした。「国民に歓迎される大会にするため、透明でルールに基づいた選考をしてほしいと強く申し上げた」と述べた。
立憲民主党の野田佳彦元首相は、日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏が後任をいったん受諾し後に辞退した混乱に触れ「国益を大きく損ねた」と指摘した。
首相は、17日に始まる新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、一般国民の接種に向けて速やかな体制構築に努める考えを重ねて強調した。自身が打つタイミングは「順番が来たら率先して」と説明した。
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