ワクチン接種で割引も　横須賀市、百貨店会場に

　神奈川県横須賀市は１５日、市中心部の百貨店「さいか屋」横須賀店を、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場にすると発表した。百貨店で接種済みの証明書を提示すれば、買い物の際に割引される仕組みを検討。今後、市内全域で同様のサービスが受けられるよう、対象商店を拡大する予定という。
　市内では「かかりつけ医」での接種も併せて実施。約２００の医療機関から協力が得られると想定し、市民約４０万人のうち、対象者の接種を半年で終えることが可能としている。ワクチンの配送や接種体制は、厚生労働省が先行事例として周知した東京都練馬区のモデルを参考にした。

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　横須賀店は２１日で一度閉店し、３月６日に営業区画を縮小して再オープンする。市は店舗が入らない５～６階を集団接種会場とする。