WHOが15日に承認したのは、中身は同じだが、アストラゼネカからのライセンス契約に基づき製造される二つのワクチン。韓国のSKバイオとの合弁企業と、インドのセラム・インスティテュート・オブ・インディア(SII)がそれぞれ製造する。
WHOなどが主導する、新型コロナのワクチンを共同出資・購入し、発展途上国にも無償で供給を行う国際枠組み「COVAX(コバックス)」では、ファイザー製は3月までに120万回分にとどまっているのに対し、アストラゼネカのワクチンは6月までに3億3600万回分が供給される予定。超低温での冷凍保存の必要もないため、今回の緊急使用承認で、特に途上国に対する大規模なワクチン普及に道が開けた。(共同)
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