乳児暴行死、実刑確定 三つ子母親上告せず
乳児暴行死、実刑確定 三つ子母親上告せず
愛知県豊田市で2018年1月、生後11カ月だった三つ子の次男を床にたたきつけ死亡させたとして、傷害致死罪に問われた母親松下園理被告(31)を懲役3年6月の実刑とした一、二審判決が9日、確定した。検察、弁護側双方が上告しなかった。 弁護側は一、二審を通じ「被告は重度の産後うつによる心神耗弱状態だった。執行猶予付き判決が相当だ」と主張。「同種の事件と比べ一審判決は重すぎる」と控訴したが、名古屋高裁は9月24日、被告の完全責任能力を認め控訴を棄却した。 多胎育児支援団体が一審判決に対して「多胎育児の過酷さを正しく評価できていない」と減軽を求めた活動をするなど波紋が広がった。 一、二審判決によると、松下被告は18年1月11日、自宅で泣きやまない次男綾斗ちゃんを畳の上に2回たたきつける暴行を加え、同26日に脳損傷で死亡させた。
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