女優、葵わかな(22)が16日、東京・渋谷ストリームホールで行われた主演ミュージカル「Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス」の製作発表に出席した。
2018年に米ブロードウェーで舞台化され、19年のトニー賞で7部門ノミネートされた話題作の日本初演で、レズビアンの主人公・エマが自分らしく生きることを貫くために奮闘する物語。
恋人・アリッサ役の女優、三吉彩花(24)らと劇中歌「It’s time to dance」の特別版などを披露した葵は「少しですが歌を皆さんに届けることができてうれしかった。頑張って作品を成功させたい」と意気込んだ。
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1992年のデビュー以来、同作が初舞台で女優デビューとなる歌手、大黒摩季(51)は女優、草刈民代(55)と保坂知寿(59)とトリプルキャストでブロードウェースター・D.D.アレン役を演じるが、「51歳になってこんなに踊りで落ちこぼれるとは思いませんでした。借りてきた猫だし、日本に連れてこられたE.T.みたいな感じ」と自虐的。劇中では校長役のSkoop On Somebodyのボーカル、TAKE(52)とキスシーンもあるが、「初代肉食系」と豪語して笑わせた。
同作は劇団ユニット、地球ゴージャスにとって初の海外作品。劇団の主宰で日本版脚本・訳詞・演出を手掛ける俳優、岸谷五朗(56)は「勇気を出してきてくれたお客さんがエンターテインメントがあってよかった、エンターテインメントは滅びたらだめだと思ってもらえるような作品にしたい」と誓った。
岸谷とともに地球ゴージャスを主宰する俳優、寺脇康文(58)は「去年(地球ゴージャスが)25周年を迎えましたが、今までにない新しい風が吹く気がする。また新たな道が広げられると思う」と期待を膨らませた。
ほかに霧矢大夢(46)、佐賀龍彦(40)が出席。3月10日~4月13日に東京・TBS赤坂ACTシアター、5月9~16日に大阪・フェスティバルホールで上演される。