NHK受信料を支払わない方法を教える党の立花孝志党首が参院議員だった2019年、議員会館の自室に設置したテレビの受信料を支払わなかったとして、NHKが2カ月分計4560円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、立花氏に全額を支払うよう命じた。
立花氏側は、自らの意思で契約を結んだとして、受信料の支払い義務があること自体は争わなかった。その上で「別の裁判でNHKから得た訴訟費用の請求権があり、未払い分は相殺されている」と主張したが、大嶋洋志裁判長は、NHK側にも同様の権利があるとして「相殺の主張には理由がない」と退けた。
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立花氏は判決後、東京都内で記者会見し「不当な判決だ」と述べ、控訴すると表明。NHKは「主張が全面的に認められた。引き続き受信料の公平負担の徹底に取り組む」とのコメントを出した。