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将棋の藤井聡太二冠(18)=棋聖・王位=が18日、大阪市内の関西将棋会館で指された第34期竜王戦2組ランキング戦2回戦で、広瀬章人八段(34)を103手で下し、準決勝へ進出した。
「序盤から構想が難しい将棋だった」と終局後に振り返った先手番の藤井二冠だが、この日は相掛かりの戦型を選択。中盤から巧みな指し回しで徐々に差を広げて、最後は元竜王の広瀬八段を投了へ追い込んだ。
ランキング戦は竜王戦の予選にあたり、藤井二冠は昨年6月、3組で史上初の4期連続ランキング戦優勝を達成。5期連続Vへ残り2勝とし、松尾歩八段(40)との準決勝へ、「次局もなんとか一手一手しっかり考えて指したいと思います」と話した。
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藤井二冠は16日に日本将棋連盟を通じて、3年に在学していた名古屋市内の高校を1月末で自主退学していたことを公表。「一層精進していく所存です」と棋士生活一本にかける意気込みを明かしていた。