京都府警元巡査に有罪判決 大麻所持「抵抗感は鈍麻」、窃盗「悪質性が高い」
京都府警元巡査に有罪判決 大麻所持「抵抗感は鈍麻」、窃盗「悪質性が高い」
大麻を所持し同僚の腕時計などを盗んだとして、大麻取締法違反と窃盗の罪に問われた京都府警元巡査の梅北亘被告(23)=懲戒免職=に、京都地裁(片多康裁判官)は9日、懲役2年、執行猶予3年、大麻草2袋没収(求刑懲役2年、大麻草2袋没収)の判決を言い渡した。 片多裁判官は判決理由で、短期間に窃盗の犯行を重ね「悪質性が高い」とし、大麻所持については「自ら進んで入手するなど抵抗感は鈍麻している」と指摘。犯行当時は警察官の立場で、より厳しい非難を免れないとした。 判決によると、5~6月、京都市内の京都府警察学校で同僚の腕時計2本や携帯音楽プレーヤーを窃取。7月、大阪府内の実家で大麻を所持した。 梅北被告は2014年の柔道世界ジュニア選手権の優勝者。
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