鶴岡被告はプロ野球南海(現ソフトバンク)監督を務めた故鶴岡一人氏の孫で、慶大野球部で活動していた。県警は、被告と共謀したとして同容疑で愛知県の田中幸一容疑者(22)も近く再逮捕する方針。捜査関係者によると、2人が関与した給付金の申請件数は十数件で、1000万円以上を不正受給したとみられる。
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県警は、受給対象でない松江市の男性に昨年7月に申請させ、中小企業庁から男性の口座に給付金100万円を振り込ませて詐取したとして、1月26日に鶴岡被告を、今月2日に田中容疑者をそれぞれ逮捕した。
鶴岡被告が申請者から数十万円の「指南料」を受け取り、田中容疑者がそのうち数万円を「紹介料」として得ていたとみられる。