中咽頭がんで入院していたお笑いコンビ、ペナルティーのワッキー(48)が21日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。過酷な闘病生活を振り返った。昨年4月上旬に中咽頭がんが判明。6月から活動休止を発表して2カ月入院し、その後は自宅療養を続けていた。そして、今月14日、コンビのYouTubeチャンネルで相方、ヒデ(49)にサプライズで会いに行き、復帰を報告した。ワッキーはがんと診断された当時、「めちゃくちゃ怖くて。『運動もしているし、酒もタバコもやらないし、そんなのになるわけない』って何回も(医師に)聞き直した」と回顧。家族にも「1カ月くらい(診断結果を)言えなかった」という。
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入院中は「放射線化学療法で、めちゃくちゃ気持ち悪くなるんです。1週間、ゲロゲロ吐きっぱなし。それがきつかった。コロナ禍で誰も会いに来てくれないから、ずっとひとりだった」と過酷な闘病生活を語った。「めちゃめちゃきついとき、僕の場合は笑いたくなった」といい、お笑いコンビ、チョコレートプラネットの動画を見たり、お笑い芸人、もう中学生(38)にオリジナルの歌を作ってもらい励まされたことを明かした。
昨年8月に退院し、「早く復帰できると思っていた」というが、「退院してから喉がきつかった」と振り返った。「口から物を食べられないので、胃ろう(腹に小さな穴を開けて胃までチューブを通し、そこから栄養を摂る方法)をする生活を2カ月した」と説明。現在も「唾液が4割くらいしか出ない。口がカピカピ」という。
今後の活動について「体力自慢でもあったんですけど、そこままだ戻ってきていない。毎日走ったり、ウオーキングはしているんですけど。コントは多分できると思います。まだやっていませんが、やりたいです」と前を向いた。