女優の広瀬すず(22)と嵐の櫻井翔(39)が4月スタートの日本テレビ系「ネメシス」(日曜後10・30)にダブル主演することが21日、分かった。ポップな天才助手とポンコツ探偵が難事件を解決するミステリー。2人の共演は2018年のNHK紅白歌合戦で司会を担当して以来となる。広瀬は役作りでウエーブをかけたボブヘアにイメチェン。櫻井はグループ活動休止後初の連ドラ出演だ。
2018年の紅白司会コンビが、凸凹バディとして帰ってくる。
ドラマは、17年の映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」などで知られる入江悠監督(41)が総監督を務めるオリジナル作品。ヒラメキが天才的で無鉄砲な助手、アンナ(すず)と人望に厚いがポンコツの探偵・風真(櫻井)が難事件に挑む。故松田優作さんの代表作「探偵物語」になぞらえ、日本テレビ側が“新時代の「探偵物語」”と銘打つ意欲作だ。
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すずの連ドラ主演は19年前期放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」以来。今回はアクティブで明るい“無敵女子”としてアクションなどにも挑戦。激しい動きが想定されることに加え、快活さを表現するため、キュートなボブヘアにイメチェンした。
1月下旬からクランクイン。すずは「とにかくテンポ感が面白く、笑えることも多いのに繊細」な作品とアピールし、「(アンナの年齢は)意外とまだ18歳。不意に出る素直な隠しきれない思いも大切にしたいです」と誓っている。
一方、櫻井にとっては嵐の活動休止後、初の連ドラ作品。すずとは紅白以外に、18年公開の映画「ラプラスの魔女」でも共演しており、「一緒にいる誰をも笑顔にしてしまう魅力の持ち主ですが、お芝居のスイッチが入ると圧巻の一言です」と絶賛した。
「ラプラス-」では、櫻井が大学教授、すずは未来を予知できる女性として不審死事件の真相に迫ったが、今回はまた違う役柄で新たな魅力が引き出されそう。櫻井は「日曜の夜、ワクワクして目がさえてしまうような作品を作りたい」と気合十分。すずは「自由人なアンナを、楽しみながら見てもらえたら」と呼びかけた。
同作には一流映画スタッフや新人からベテランの俳優、女優ら75人以上の出演者が集結する。連ドラでは異例の大規模な制作となり、映画化にも期待がかかる。