逮捕容疑は昨年9月24日午後10時45分ごろ、西区にある三前容疑者の親族宅で、パート女性=当時(18)=に中絶薬を飲ませ、流産させようとした疑い。女性は倦怠感があったため不審に思い、服用を中断したが、翌10月に流産。服用との因果関係は不明という。
署によると、三前容疑者は女性の妊娠が発覚した9月19日にインターネット上で中絶薬「ミフェプリストン」を購入。性病の薬と偽って飲ませたという。女性が署に相談して発覚。「経済状況などから育てられないと思った」と容疑を認めている。
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厚生労働省によると、中絶薬は国内では未承認で、海外製品の販売や譲渡も認められていない。厚労省は2004年以降、米国や中国で販売されている中絶薬について医師の処方がないと個人輸入も認めない措置を取っている。