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池脇千鶴主演のオトナの土ドラ「その女、ジルバ」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)の主題歌「ドラマチックに乾杯」を担当する元NMB48のシンガー・ソングライター、山本彩(27)による“山本彩×その女、ジルバ”スペシャルコラボムービーが完成した。
主題歌は、物語にリンクする歌詞やサウンドが女性への“応援歌”として注目されており、山本がこのほど、スタジオセットの超高齢熟女BAR「OLD JACK&ROSE」を訪ねた。
パーカッション、ウッドベース、ピアノなどが並ぶ中、山本は艶やかなドレスをまとい、原曲とは違うスローテンポなアレンジの楽曲をしっとりと歌い上げた。
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コラボムービーは「Lounge ver.」と「Vocal&Piano ver.」の2種類で、Loungeバージョンが24日午後9時、Vocal&Pianoバージョンは近日、いずれも東海および山本の公式YouTubeチャンネルで公開される。
山本は「落ち着いたセットの中で、熟女ホステスのみなさんならどうやって表現されるかも考えながら少し大人の気分で歌わせていただいた」とドラマの世界観に浸った様子。作詞・曲にあたっては「“年齢って関係ない”と思いながら楽しく制作した」という。
歌詞ができるきっかけは、第3話のエリー(中田喜子)のシーンだったという。
「結婚詐欺にあった過去を思い出し涙するエリー。新(池脇)が化粧の心配をした時に『いいの。こんなもの全部流れてしまえば。あの詐欺師男との黒歴史と共に』と返すせりふがあったが、エリーの強さが詰まっていたような気がする。このシーンから私も歌詞をイメージさせていただいた」
ドラマの魅力についても熱く語る。
「主人公が持っている少女のようなひたむきさや周りの人と関わりながらどんどん輝いていく姿を見て前向きになれる作品だな、と。年齢に関係なく漠然とした不安は誰もが持っていると思うが、ドラマの中で『女は40歳から、50歳から、60歳から!』というせりふが飛びかっていて、キャストのみなさん自身がそのせりふを体現していらっしゃる。生き生きとエネルギッシュな力を感じるので、不安を取っ払っていただけるような気持ちになる」
自身をも重ね合わせるかのように、今回の“縁”に感謝し、「あくまで作品が土台にあり、その先に“主題歌、ドラマに合っているよね”ととらえていただけたらそれが最高だと思っている」と謙虚に話していた。
27日放送(第8話)は、ついに会社を辞めて「OLD JACK&ROSE」での仕事一本に絞る決意をした新(池脇)。だが、かつて新と同じ百貨店で働いていた元カレの前園真琴(山崎樹範)から「会社を辞めると今の社宅に住めなくなる」と言われ、改めて退職という選択の重さに思い至る。一方、新が勤務した倉庫グループのリーダーの浜田スミレ(江口のりこ)は妊娠が発覚し人生において大きな岐路を迎えるが、浮かれ気分も束の間…。