元大阪府知事で弁護士、橋下徹氏(51)が26日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。丸山達也島根県知事について語った。
番組では島根県内での聖火リレーを中止する方針を示した丸山知事が、これに対し「注意しようと思う」と発言していた自民党竹下派の竹下亘会長と面会し、その後竹下氏が「コロナ対応は大事だか、聖火リレーとは次元が違う話。知事が決めるこっちゃねえだろう」などと話したことを取り上げた。
橋下氏は「まず地方の知事が東京に声を届けるってすごく難しいんですよ」とした上で、「僕はね、全く(メディアに)呼ばれなくてね。僕が取り上げてもらうときに何をやったかというと『頭がおかしいんじゃないか』というようなことを発言するとですね、そうすると取り上げてくれるんですよ」と地方自治体の長として自らの意見を周知させる手法を語った
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その例として橋下氏は、国の直轄事業の地方自治体の負担金を「ぼったくりバー」と表現したことや、文部科学省と対立した際も「アホ、ボケ、カス」と批判したことを挙げ、「実はこれが非常に大きいことで、キー局に取り上げてもらえる。国も考えざるを得なくなって、あとはどっちの方に国民が支持をするかっていう政治的な力関係で決まります」と解説。これを踏まえて、「残念ながら丸山さんは、僕と違って上品にやってしまっているんで、ある意味すごいきれいなやり方ではあるんだけれども、まだ『島根県を応援』っていう雰囲気になっていないから、竹下さんはかなり強気になっていますね」と分析した。