米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)=民主党=からセクハラを受けたと元側近の女性2人が相次いで告発し、クオモ氏に批判が集まっている。クオモ氏は2月28日、声明を発表し、自身の言動が「誤解を生じさせた」と謝罪、州司法当局による独立調査に協力する意向を示した。米メディアが伝えた。
最初に告発した元側近のリンゼー・ボイランさんは24日、2018年にクオモ氏から唇にキスをされるなどの被害に遭ったと主張。27日には同じく元側近のシャーロット・ベネットさんが、性体験の有無を聞かれるなどして不快な思いをしたと訴えた。
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クオモ氏は当初、いずれの疑惑も否定し、外部調査を要請。ただ当初は旧知の元連邦判事に依頼する計画だったため、透明性への懸念が噴出、撤回に追い込まれた。28日の声明では過去の自身の言動について「誰かを不快にさせるつもりはなかった」と釈明した。(共同)