公判では現金を受領したとされる地元議員ら100人の証人尋問や供述調書の朗読が終わり、弁護人が2月24日、証拠隠滅の恐れがなくなったとして、5回目の保釈請求をしていた。
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一方、菅義偉首相は3日の参院予算委員会で、自民党が元法相と妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=側に提供した1億5000万円の使途について「検察当局に押収された関係書類が返還され次第、党の内規に照らして監査を行う」と述べた。
夫妻は当初一緒に審理されたが、元法相の弁護人解任に伴って公判が分離した。東京地裁は今年1月、案里前議員に対し、広島県議4人の買収で元法相と共謀したとして、執行猶予付き有罪判決を言い渡した。案里前議員は2月に辞職し、判決は確定した。