篠田桃紅さん死去、抽象水墨で国際的に活躍

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篠田桃紅さん死去、抽象水墨で国際的に活躍
死去した篠田桃紅さん【拡大】

 水墨による抽象表現で国際的に活躍した美術家の篠田桃紅(しのだ・とうこう、本名満洲子=ますこ)さんが1日午前6時10分、老衰のため東京都青梅市の病院で死去した。107歳。旧満州(中国東北部)大連生まれ。葬儀は近親者で行った。喪主はめいの爽子(そうこ)さん。
 伝統的な書で出発したが、戦後に水墨の抽象絵画へ移行。1956年に渡米し、抽象表現主義が席巻するニューヨークで墨などによる独特の抽象作品が注目された。欧米各地で個展を開催し58年に帰国すると一躍、前衛書家の名声を確立した。
 61年サンパウロ・ビエンナーレに出品。建築に関わる仕事も精力的に行い、国立代々木競技場第一体育館(東京)の壁画や、国立京都国際会館のレリーフなどを制作し、増上寺(東京)の大本堂や道場のために壁画や、ふすま絵を手掛けた。100歳を超えても意欲的に制作を続け、国内外で個展が開かれた。

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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 篠田桃紅さん死去、抽象水墨で国際的に活躍