「世界最速の新型コロナ検査」をうたうイスラエル製の検査機器「ヴィリオンテスト」の国内発表会見が3日、東京都内で行われた。
今月下旬から日本で同機器の輸入・販売を開始するリライアントラボ(中央区銀座)の柳平大輔社長は、「感染の有無を検査するのにかかる時間は約30秒で、調べた限りでは世界で最速」と説明。提携するイスラエルのキドットサイエンス・テクノロジーズ社が開発したもので、唾液を付けた綿棒をAI(人工知能)が画像分析し、感染の有無を検査する。
柳平社長は「イスラエルやインドでの検査実施の結果、判定率95%という高い精度が実証された。従来のPCR検査よりも正確で速い」と自信をみせ、「医療現場の負担を少しでも軽減できれば。東京五輪開催へも貢献できる」とアピール。今月中に医療機器としての認可を厚生労働省へ申請する予定という。
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