“ジャニーズものまね”でブレーク中のA.B.C-Z、河合郁人(33)。事務所の先輩である東山紀之(54)や嵐・松本潤(37)らのものまねと持ち前のトーク力を武器に、昨年は約200本のテレビ番組に出演した。11歳で事務所入りする前から“ジャニヲタ”で「生まれ変わっても、この人生がいい」ときっぱり。来年のデビュー10周年に向け、唯一無二のアイドル道をばく進中だ!(ペン・渡邉 尚伸)
■東山先輩らのものまねでブレーク
金曜レギュラーを務めるTBS系「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」に生出演直後、取材現場に駆けつけた河合。カメラマンに“ジャニーズものまね”をリクエストされると、王道ネタの東山や松本からKAT-TUNの中丸雄一(37)まで、5連発でポージングを披露した。
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「レパートリーは30種類ぐらいある」とニヤリ。昨年5月放送の日本テレビ系「ものまねグランプリ」で準優勝したが、「声まねも増やしていきたい。Snow Manの渡辺翔太の歌声が特徴的なので練習中」と探求心は尽きない。
昨年は10月までに114本のバラエティー番組に出演。同11、12月分や4月から出演している「ゴゴスマ」を合わせると200本近くに上る。
「ブレークした実感はないけど、『俺がやりたかったのはこれ』っていうぐらい幸せです」
1999年に11歳でジャニーズ事務所入り。ものまねを披露したきっかけは、18歳のJr.時代に出演したNHK-BSプレミアム「ザ少年倶楽部」の特技をアピールするコーナーだった。
■入所前からカラオケで振りコピ
「事務所に入る前からジャニーズが好きで、カラオケで振り付けをコピーして歌っていた。番組で披露したら、お客さんにすごくウケた」
当時は「いつか木村拓哉さんみたいになれる」と思っていたが、先輩タレントだった滝沢秀明副社長(38)から「お前はそっちじゃないよ」と言われ、「ものまねとかで笑顔になってもらうことが心地よくなった」と転身した。
ブレークは偶然ではなく、確かな下積み時代が実を結んだ必然だった。
2012年にA.B.C-Zのメンバーとして「Za ABC~5stars~」でジャニーズ初のDVDデビューを果たしたが、CDシングル発売まで3年半、ファンクラブ設立まで4年を要した。「デビュー当時は仕事がなく、Jr.時代の方がバックダンサーとして忙しくて危機感を覚えた」と苦労の日々を振り返る。
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