脳梗塞、くも膜下出血により療養していたお笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(56)が8日放送のテレビ朝日系「熱闘!Mリーグ」(月曜前0・55)で同番組のMCに復帰した。
田中の発病以来、同番組では相方の太田光(55)が代役でMCを数回務めたが、コーナータイトルをきちんと言わない、話を脱線させる、上がり場面をまとめたダイジェスト映像に「引きが良いな~」との発言を連発するなど暴走。アシスタントの須田亜香里(29)をはじめとする出演者から「田中さん、早く帰ってきて!」との声が上がっていた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
田中はオープニングでいきなり太田の持ちギャグ「プシュー」を披露。「こういうオープニングでしたよね、私(療養中に)見ていましたけど」とボケると、共演者から「嫌なの思い出すんすよ」とツッコまれ苦笑いを浮かべた。
「1カ月以上お休みさせていただきました。ご迷惑をおかけいたしました」と頭を下げた田中は、太田の司会ぶりについて「番組のタイトル、1回も言わなかったよね」「カンペみたいなのって、太田さんは全く視界に入ってこないんだと思う。家で見てて『絶対これカンペ見てねえな』と思った」。須田から「予定通りに進んだ回は1度もなかったです」と報告を受けた田中は「あれが予定通りだったらおかしいもん」と冷静に答えた。
しかしエンディングでお笑いトリオ、インスタントジョンソンのじゃい(48)から「意外と『太田さんのほうが面白い』っていう人がいるんで、頑張ってくださいね」と言われると、田中は「また来週から1カ月休んでいいかな」とボヤいた。