地中海を航行中のイランのコンテナ船で爆発があり、イラン捜査当局者は13日、敵対するイスラエルが関与した可能性が高いとの見方を示した。イラン外務省は「破壊工作」と断定した。イランメディアが伝えた。
報道によるとコンテナ船は10日、爆発物によって攻撃され、小規模な火災が発生、船体の一部が破損した。船員らにけがはなかった。捜査当局者は、爆発物は航空機から発射された可能性があると述べた。同船は欧州に向かっていたという。
11日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、米当局者などの話として、イスラエルが2019年末以降、機雷などで複数のイラン関連船舶を攻撃してきたと報じた。標的となったイラン関連船舶はシリアに原油などを運搬していたという。(共同)
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