タレントの渡辺直美(33)が18日、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出を巡る問題を受け、所属する吉本興業の公式サイトでコメントを発表した。渡辺を巡っては、前日17日に東京五輪・パラリンピックの開閉会式の企画、演出で全体の統括役を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、式典に出演予定だった渡辺の容姿を侮辱するような内容の演出を関係者に提案していたと「文春オンライン」が報道。これを受け、同日深夜に佐々木氏は謝罪文を発表し、謝罪文のなかで大会組織委員会の橋本聖子会長(56)へ「辞意をお伝えしました」と記していた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
渡辺が発表したコメント全文は以下の通り(原文ママ)
オリンピックの件ですが、去年、会社を通じて内々に開会式への出演依頼をいただいておりましたが、コロナの影響でオリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました。それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております。
表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。
実際、私自身はこの体型で幸せです。
なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます。
しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております。
私自身まだまだ未熟な部分もありますので、周りの方にご指導いただきながら、これからも皆様に、楽しんでいただけるエンターテイメントを作っていけるよう精進して参りたいと思います。