女優、東ちづる(60)が18日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で会見を行い、2月に早期の胃がんの手術を受けていたことを公表した。
昨年11月末に胃潰瘍と診断され、12月に受けた精密検査で胃がんが見つかったという。2月3日に内視鏡手術を受け、同13日に退院した。今月22日に同所で行われる舞台「月夜のからくりハウス」の稽古中に会見に臨んだ東は「どうやら胃がんだったようですが、元気に仕事をやっております。早期で見つけてくださり、本当にラッキーでした」と回復ぶりをアピールした。
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現在は禁酒をはじめ、ジム通いや早寝など生活改善に努めているようで「人生初の、お酒を一滴も飲んでいない。病気になる前より、今の方がめちゃめちゃ健康」と笑顔。仕事への影響もなく、定期的に検診を受けながら続けていく。
東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラムの一環として、世界に向けて配信される映像「MAZEKOZEアイランドツアー」の総合構成・演出・総指揮を担当している東。五輪関係者の相次ぐ問題発言については「ああいった悪気のない発言は、これまでもあった。それがこんなに話題になるのは、時代はアップデートしているということ」と持論を説いた。
「昔はそれが許される社会だった。私も笑っていた側だったし、傷ついても笑わないと円満に進まないと思っていた」としながら、「過渡期だと思う。こんなに熱を持って怒る人がいるのは、すごくいいこと」と話した。