女優、貫地谷しほり(35)が9月23日公開の映画「総理の夫」(河合勇人監督)で内閣広報担当を演じることが22日、分かった。田中圭(36)と中谷美紀(45)がダブル主演し、史上初の女性総理誕生とその夫をコミカルに描く注目作。ほかに工藤阿須加(29)、松井愛莉(24)らの出演も発表。豪華キャストがそろった“組閣風ショット”も解禁された。
菅義偉内閣が総務省接待問題の対応などに追われる中、“中谷内閣”の側近人事が明らかになった。
映画「総理の夫」は、中谷演じる凛子が女性総理となり、鳥類学者の夫・日和(田中)が日本初の“ファースト・ジェントルマン”になって生活が一変する姿を描く物語。その日和をサポートするドSな性格の内閣広報担当・あやかを演じるのが、貫地谷だ。
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劇中では貫地谷が主導権を握るが、田中とは2007年公開の映画「包帯クラブ」など多くの作品やバラエティーで共演。貫地谷は「気づいたら(いたずらで)隠し撮りされたり、圭君の明るいオーラで現場が和やかに進みました」と感謝した。
工藤は、凛子を支えるイケメン総理秘書・虎山役。中谷とは初共演だが、「(撮影初日に)『秘書の雰囲気を醸し出してるね』と声をかけていただきうれしかったです」と喜んだ。
松井は、隠れ美人のミーハー鳥類研究員・るい役で出演。田中とは初共演で「周囲を明るくする太陽みたいな方でした」と全幅の信頼を置いた。
個性派キャスト陣に囲まれた田中は「日和は巻き込まれ型の主人公。皆さまのお芝居を受けて心地よく、おっかなくて、でも面白くて。癖がすごい皆さま、最高でした」と手応え十分。中谷は「貫地谷さんの緻密かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井さんや工藤さんといったお若い役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした」と撮影を振り返った。
◆田中の兄に愛之助!母に余貴美子
ほかのキャストも豪華。田中演じる日和の兄で“キザな勘違いCEO”・多和(たより)役を片岡愛之助(49)、財界の超大物で日和の母役を余貴美子(64)、腹黒な政界のドンを岸部一徳(74)が演じる。また、木下ほうか(57)が鳥類研究所所長役、米本学仁(42)が巨漢のフリーライター役、嶋田久作(65)がポーカーフェスの官房長官役で出演。中谷は「岸部さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に支えられた」と感謝した。