新型コロナウイルス感染拡大の影響で１年延期された東京五輪の聖火リレーが２５日、東日本大震災から１０年の福島県からスタートした。大会理念の「復興五輪」を象徴する場所として、東京電力福島第１原発事故の収束作業の拠点となったサッカー施設「Ｊヴィレッジ」（楢葉町、広野町）を出発。
いわき市が舞台の映画「フラガール」に出演した縁があるお笑いコンビ、南海キャンディーズのしずちゃん（４２）は同市内を走り、「『すごいことやな』と感じた。距離が短くあっという間だったが、わくわくした時間だった」と振り返った。２日前には相方の山里亮太（４３）、その妻で女優の蒼井優（３５）から助言を受けたといい、「（聖火の）火を怖がらないように、と言われた。Ｍ－１グランプリで『火を怖がるサイ』のネタをやったから」と笑わせた。
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