お手伝いが練習になる！！ ティモンディと一緒に「家事トレ」
人気芸人とコラボ
特設サイト「ＨＯＭＥ ＢＡＳＥＢＡＬＬ」では、自宅にいながら効果的な野球の練習方法や、トレーニング法を紹介している。１人でもできる取り組みを紹介し、野球と向き合う機会を提供している。
中でも注目なのが、人気お笑いコンビ、ティモンディとコラボした「家事トレ」動画だ。高校野球の名門・済美高校（愛媛）出身の２人が、「家事」を工夫してできる本格的な野球トレーニングに挑戦する。内容は「窓ふきトレーニング」、「買い物袋トレーニング」などユニークなものばかりだが、動作解析の第一人者である筑波大・川村卓准教授が監修。一流アスリートも実践するトレーニングを家でお手伝いしながらできる。
実際に「家事トレ」を体験した福島県のいわきリトルリーグの選手たちからは「あっという間に腕がパンパンになった」と声が上がり、効果を実感している。
全国のリーガーも実践
またＪＡ共済は特別協賛するリトルリーグ日本一を決める全日本選手権で、「絆プロジェクト」企画を実施している。全国の出場１６チームの選手たちが支えてくれる人たちへ感謝のメッセージを送っており毎年、サンケイスポーツでも選手のメッセージが掲載されている。今回、「ＨＯＭＥ ＢＡＳＥＢＡＬＬ」では「絆メッセージ」コーナーを設置。思い切りプレーができない状況、選手、指導者らが、多くの激励を寄せている。励ましあうことで“野球”という絆でつながっていることを実感できる試みだ。
思わぬ効果にビックリ
野球で「絆」を実感
リトルリーグは感染拡大の状況を見つつ、感染予防・対策を徹底して、練習や試合を行っていく予定。ＪＡ共済は「ＨＯＭＥ ＢＡＳＥＢＡＬＬ」を中心に、今後もさまざまな取り組みでリトルリーガーたちを応援していく。
「絆メッセージ」がつなぐ野球の輪
■いわきリトルリーグ（福島）
存続の危機乗り越え 目標は「全国大会」
いわきリトルリーグ（福島）では、監督、コーチらが練習メニューを動画で選手たちに配信するなど工夫して自粛期間を乗り切った。しかし試合に伴う遠征などはすべて中止に。佐藤孝男総監督は「交流が全くなくなった」と選手同士が友情を育む機会が奪われたことを嘆いた。
いわきリトルリーグ（福島）
甚大な被害があった東日本大震災から１０年。震災後はグラウンドが市のがれき置き場となり、一時は部員が減りチーム存続の危機もあった。今では選手は３２人まで増え、当日の検温、手洗いうがいの徹底など、対策をとった上で練習に励む日々だ。鈴木風雅主将は「今年は全国大会に出場したい」と目標を掲げる。鈴木主将は「絆メッセージ」を通じ「みんなで乗り越えて、またグラウンドで練習しましょう」と呼びかけた。
■仙台西部リトルシニア（宮城）
震災後からつながった「絆」
仙台西部リトルシニア（宮城）では昨年３月に活動中止となってから、感染症対策を実施しながら自主練習を行った。その間も選手と指導者がＳＮＳなどで連絡を取り合い、野球と向き合う時間を支えてきたという。練習を再開した５月頃には顔つきを見て「選手がモチベーションを保っていたことがうれしかった」と鴇田裕二監督。困難を乗り越え信頼関係も深まった。
仙台西部リトルシニア（宮城）
昨秋には１０年前の東日本大震災時に、支援物資を届けた縁で交流のあった石巻中央と卒団交流試合を実施。大会中止などで試合の少なかった３年生がグラウンドで思う存分プレーすることができた。佐々木雅人主将は「（自粛中は）先が見えずに不安だったが、個人のレベルアップとしてよい期間だった。コロナ禍でがんばっているみなさん、共にがんばろう」と力を込めて『絆メッセージ』を送った。
ＪＡ共済開設「ＨＯＭＥ ＢＡＳＥＢＡＬＬ」（ https://social.ja-kyosai.or.jp/baseball/ ）
（提供：全国共済農業協同組合連合会）