エジプト北東部のスエズ運河で座礁したコンテナ船「エバーギブン」を所有する愛媛県今治市の正栄汽船は２６日、同市で記者会見し、「日本時間で２７日夜の離礁を目指している」と表明した。
同社の檜垣幸人社長は記者会見で「運河の運航が遮断され、多くの方に多大な迷惑を掛けた」と謝罪。満潮に合わせて離礁作業をしており、次のタイミングが２７日の日本時間深夜ごろになる見通しという。座礁の原因は調査中だが、砂嵐による視界不良と突風の可能性があると話した。
離礁作業にかかる費用などは同社が負担するとし、今後保険会社と相談する方針を示した。
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