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俳優、中山優馬（２７）が主演舞台「シンフォニー音楽劇『蜂蜜と遠雷』～ひかりを聴け～」が２７日、横浜市中区のＫＡＡＴ神奈川芸術劇場で開幕した。作家、恩田陸氏の直木賞・本屋大賞受賞作が原作で、２０１９年に映画化された話題作の音楽劇。主人公の無頼派ピアニスト役を演じる中山はオーケストラをバックに熱演。「オーケストラと僕ら役者陣の融合。初めての経験は間違いないです」と興奮気味に語り、「音楽が間違いなく楽しめるし、そこにいろんなものが入ってきてお芝居とか舞台芸術とか、そういうものが一つになるとき、果てしない景色を見せてくれます」と力強くアピールした。
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劇中ではピアノ演奏も披露しているが、音楽監督を務める作曲家、千住明（６０）は「こんなに弾けるんだと、びっくりしました」とたたえ、「中山君がオーケストラとの共演が病みつきにやっていただけたら新しい世界が開ける」と語ると、中山は「今のところは客席でずっと見ていたいです」と謙そんした。
また、２６日にプロ野球が開幕したが、野球経験者である中山は「プロ野球は大好きで、去年は（コロナ禍で）自由時間が長かったのですごく助けられた。（共演者に）野球好きも何人かいるので、趣味の時間で楽しめたら」とはにかんだ。
共演はヒグチアイ（３１）、奥村颯太（２０）、大東立樹（１６）、湖月わたる（４９）、池畑慎之介（６８）ら。公演は４月１１日まで同所で。同１７、１８日に大阪・新歌舞伎座、５月１～３日に福岡・博多座で上演される。