大阪は２人死亡、３８６人感染　拡大加速、前週の１・９倍

　大阪府は２７日、新型コロナウイルスに感染した７０～８０代の男性２人が死亡し、新たに３８６人が感染したと発表した。１日の感染発表が３００人以上となるのは２日連続。府内の感染確認は５万６３４人、死者は１１７５人となった。
　直近１週間の新規感染者は前週比１・８７倍で、拡大が加速している。政府の対策分科会が示すステージ分類の６指標のうち、陽性率を除く五つがステージ３（感染急増）に達している。
　府によると、６０～８０代の男女７人が新たに重症となり、重症者用の病床使用率は３１・３％に上がった。新規感染者の６割超の２４５人が感染経路不明だった。大阪市の卸売業の事業所でクラスター（感染者集団）が発生した。１週間の陽性率は２・２％。

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