昨年３月２９日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったタレント、志村けんさん（享年７０）の一周忌法要が、命日を前にした２８日、故人の出身地、東京都東村山市内でしめやかに営まれた。親族が本紙の取材に明かした。
志村さんの兄、知之さん（７４）ら近親者が参列。２０１５年に亡くなった志村さんの母・和子さん（享年９６）の七回忌法要もともに行われ、墓前に手を合わせた。
志村さんは昨年３月、倦怠感を覚え、発熱や呼吸困難の症状が出たため２０日に緊急入院。２３日に陽性が判明した。新型コロナウイルスによる国内の著名人の死去は初めてで、ウイルスの恐ろしさを改めて国民に知らしめる訃報となった。
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この日はフジテレビ系で、故人の貴重な映像を振り返る「春だ！ドリフだ！みんなあつまれ全員集合！」も放送された。