お笑いコンビ、パックンマックンのパトリック・ハーラン(50)が、著書「逆境力 貧乏で劣等感の塊だった僕が、あきらめずに前に進めた理由」(SB新書、税込み990円)で少年期の貧乏生活を初告白している。
米名門・ハーバード大卒のパックン。同著では日本の見えにくい貧困問題と教育格差を取材しながら、自身の“逆境力”を見つめなおした。
両親が離婚後、母親との生活は1食89セント(100円弱)。新聞配達で家計を助けたが、自身の服装は1970年代風の古いズボンなどだった。
本紙の取材に応じたパックンは「服装面でいじめられることが多かった」と告白。それでも持ち前の社交性で「友達と何時間も駐車場でフリスビーをしたり、0円での楽しみを探した」といい、貧乏生活で学んだのは「活躍を求めて違う土俵に飛び出す勇気」と力を込めた。
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