元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の妻キャロル容疑者は28日、CNNブラジルが放映したビデオ通話インタビューで、ゴーン被告の逃亡計画を「知らなかった」と述べた。キャロル容疑者に対しては、偽証容疑によって日本で逮捕状が出ている。
ゴーン被告のレバノン逃亡を支援したとして、東京地検特捜部は22日、犯人隠避の罪で米国籍の親子を起訴。関係者によると、2人は逃亡を手助けしたことを認め、キャロル容疑者の依頼だったと説明している。
またCNNブラジルは28日、ゴーン被告のビデオ通話インタビューも放映。ゴーン被告は日本での逮捕は「ショック」で「冗談かと思った」とし、拘置所での処遇は「信じられないほど冷酷だった」と話した。
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楽器の箱に隠れたとされる自身の逃亡劇について詳細は語らず、日本の当局者の行動は「予測が非常に容易」だったため「組織(の目)をかいくぐる可能性」が生まれたと指摘した。(共同)