宮城県沖の地震活動、強い揺れの可能性低下

　宮城県で最大震度５強を観測した２０日の地震から１週間以上が経過し、気象庁は２９日、「同県沖の地震活動は次第に減衰傾向にあり、強い揺れをもたらす地震が発生する可能性は地震発生当初に比べて低くなった」との見解を明らかにした。
　その一方、平常時より地震は多いままとし「現状程度の地震活動は当分続く」と分析。今回の地震で揺れが強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているとして、今後の地震活動や降雨の状況に十分な注意を呼び掛けた。

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