この日は新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなり、菅田とダブル主演を務めるはずだったタレント、志村けんさん(享年70)の一周忌。菅田と時代をまたいだ同一人物役だったが、撮影直前に病に倒れて亡くなった。
メガホンを執った山田監督は「本読みまでしてから主演俳優が亡くなることは(60年の)長い映画人生でも初めて。混乱しました」と告白。志村さんの代役は生前に親交のあった歌手、沢田研二(72)が務め、「志村さんは日本を代表するコメディアンであり喜劇俳優。沢田さんは天下の二枚目で対照的だけど、志村さんとの友情もあって(代役を)引き受けてくれた」と感謝した。
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菅田は「『完成しました』と言えるのが一番の喜び」としみじみ。沢田については「ものすごくパワフル。チャーミングで、ダメだけど色気がある魅力的なゴウ(役名)でした」と絶賛した。
ヒロイン役の永野芽郁(21)は初の“山田組”参加に「毎日緊張と勉強の連続でした」とにっこり。寺島しのぶ(48)らも出席したが、北川景子(34)は微熱による体調不良で大事を取って欠席した。