報告書はウイルスの経路について、自然界から中間宿主の動物を介し、人間に広がった可能性が「非常に高い」と結論付けた。新型コロナに似たコロナウイルスはコウモリやセンザンコウから検出されたものの、中間宿主の特定には至っておらず、ミンクやネコが感染しやすいことから他の動物の可能性もあるとしている。
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米国のトランプ前政権は中国科学院武漢ウイルス研究所からの漏えいを疑った。報告書は同研究所を含め武漢周辺にある三つの研究所からの漏えいを否定する根拠として、各施設の安全管理が行き届いていたと指摘。中国当局が武漢で初症例を確認したとする2019年12月より前に、研究所員らに新型コロナの症状や感染の痕跡が確認されていないことも挙げた。(共同)