タレント、ビートたけし(74)が3日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・0)に生出演。3月24日に88歳で亡くなった俳優、田中邦衛さんをしのんだ。
たけしは「ほしをつぐもの」(1990年公開)などで田中さんと共演したほか、自身の冠番組であるフジテレビ系「ビートたけしのつくり方」(93~94年)内で放送された三谷幸喜脚本のホームドラマ「大家族主義」では田中さんが主役を演じた。たけしは自身が出演し、田中さん、高倉健さんと共演した85年公開の映画「夜叉」を撮影していた当時のエピソードを披露した。
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ある日、たけしはラジオで「役者は漫才できないだろ。でも俺は漫才師でも役者はできるぞ」と発言。するとそれを聞いた高倉さんが田中さんに電話を掛け「高倉ですけど、邦衛ちゃん、漫才やろうか。たけしが(役者は漫才ができないと)言ってたぞ」と誘ったという。
たけしは「2人で喫茶店で待ち合わせて、やってみようと思ったんだって。そしたらお互い無口でずっと黙ってたんだって、全然駄目だったって。邦衛さんが言ってるの。『健さんが本当にやる気になったんだよ、漫才。2人で会ったけど全然できなかったよ』って。面白かったですね」と顛末を話し、懐かしがった。