フジテレビは3日、俳優の田中邦衛(たなか・くにえ)さんの訃報を受けて、追悼番組として「北の国から’87初恋」を放送した。
田中さんが主人公・黒板五郎役を務めた同局系ドラマ「北の国から」は1981年10月9日から82年3月26日まで金曜午後10時枠の「金曜劇場」で放送。その後、シリーズ化され、ドラマスペシャル8本が83年から2002年まで制作された。妻(いしだあゆみ)の不倫を機に、東京から故郷の北海道・富良野に移り住んだ五郎(田中)と幼子だった純と蛍の21年間を描く。原作・脚本は倉本聰。
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この日の番組冒頭、「俳優の田中邦衛さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼テロップが流された。
シリーズで親子を演じた長男・純役の吉岡秀隆(50)は、訃報が流れた前日2日、「邦衛さんの笑顔しか思い浮かびません」と追悼。長女・蛍役の中嶋朋子(49)も「幼い頃から、今まで、何も変わることなく、人として、深く接してくださいました」と温かい“父”を偲んでいる。