トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は5日、共同開発の小型スポーツカーの2代目となる新型車を公開した。トヨタは「GR86(ハチロク)」と名付けて今秋に、スバルは「BRZ」として今夏にそれぞれ発売する。新開発のエンジンで加速性能を高めた。価格は未定。
スバルの独自技術である「水平対向エンジン」をトヨタと共同で改良。排気量は初代の2000ccから2400ccに引き上げた。重心を低くし、安定感や操作性を高めた。スバルの安全支援システム「アイサイト」も採用する。
ベースは共通だが、エンジンや足回りの制御は両社がそれぞれ調整し、走りの個性を持たせた。トヨタは「スポーツ性能に特化した気持ちの良い走り」を追求し、豊田章男社長も開発に携わった。スバルは「誰でも安心して楽しめる車」を目指した。いずれもスバルの群馬製作所(群馬県太田市)で生産する。
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