東京都は8日、新型コロナウイルス感染防止対策に関する専門家によるモニタリング会議を開き、コロナ改正特別措置法に基づくまん延防止等重点措置を政府に要請することを決めた。
小池百合子知事は会議で、都内で感染者が増えていることを踏まえ「(専門家の意見を聞き)国に重点措置を要請することにした」と表明した。
さらに小池氏は都民に向け、不要不急の外出や大阪など感染が拡大している大都市への往来の自粛などを呼び掛けた。
会議では、現時点で急激な感染拡大には至っていないものの、緊急事態宣言解除後1週間の急激な人流増加の影響が今後に顕在化する可能性を指摘。繁華街周辺での夜間のマスク未着用率が日中に比べて高い可能性があることや、コロナ変異株の感染者が急増していることも報告された。
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