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NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・0)で江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を好演している元SMAPの俳優、草なぎ剛(46)がオンライン会見で大河や役への思いを明かした。4日放送の第8回では将軍候補となり葛藤する中、岸谷五朗(56)演じる大老・井伊直弼から処分が下される安政の大獄が始まったが、「時代をタイムスリップしたような気持ちになって演技している」と身も心も慶喜になりきっている。以下は草なぎの一問一答
--放送開始から1カ月半がたちましたが、今の気持ちは
「毎週放送されるってすごいなって思って。久しぶりの連続ドラマなので、毎週楽しみになるのは連続ドラマの醍醐味(だいごみ)でもあるかな。本当に皆さんと一緒にお芝居できた楽しい日々を過ごしています。ありがとうございます」
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--徳川慶喜は新しいもの好きとかユニークな人だったとされている。どんな人だと解釈して演じているか
「つかみどころがない役がいいんじゃないかと、監督と最初の打ち合わせで話しまして、歴史に詳しい方はもう分かっている通り、慶喜は将軍になるわけで、先のことは今生きている僕らは分かっているんですけれどもそこに葛藤があって、本当に自分が将軍になっていいのかなとか。葛藤が見え隠れする中にも、ちょっとつかみどころのない感じで、もしかしたら慶喜は将軍にならないんじゃないかなというくらい力の抜けた感じの役どころとして今回は狙っていこうかなと。面白い役どころじゃないかなって思います」
--連ドラの醍醐味を話されたが、大河ドラマの醍醐味や魅力は
「すごく豪華でセットも出演者もスタッフの人数も多くて、とにかく時間も費用も掛かっているなと。すごいですよね。2シーン終えたばかりなんですけど、すごく奥行きがあるセットで、ちょっとスタートがかかる瞬間はわれに返って、ここってスタジオだよなって思うくらいに全てにおいてスケールが大きいってところですかね。馬もCGじゃなくてスタジオに入れたりしてやっている。とにかくスケールが大きいので、その中で自分が負けないように、ただ馬に乗せられているだけじゃなくて、ただ衣装を着せられているだけじゃなくて、しっかりとした心持ちじゃないといけない。いろんな意味で薄っぺらいものにならないように頑張っています」
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