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大地真央主演のオトナの土ドラ「最高のオバハン 中島ハルコ」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)が10日からスタートする。
ドラマは、名古屋出身の毒舌スーパーレディ・中島ハルコ(大地)が、庶民のダメンズ女子・菊池いづみ(松本まりか)を振り回しながら東京と愛知を舞台に世の中の悩みを斬っていく痛快ストーリーである。
松本はこれまでの出演作品で“怪演”のイメージが強烈だが、今回はそれを封印して“翻弄される側”という立場に。見どころや初共演となる大地について語った。
「こんな真逆な役がきたか」と最初は戸惑ったという松本の役は、弱小出版社の編集兼ライターで10年来の不倫に悩む38歳独身・いづみ。平凡で地味でちょっと抜けていて、人にいつも影響されている。
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「もうここまで新しい役はないんじゃないかなと思うくらい、私にとっては新しすぎる役。私(いづみ)目線で物語が進んでいくというストーリーテラーも初めて。それにコメディー。今までの私はサスペンス系なんで」と笑う。
しかし、プロデューサーから「松本さんの本質はいづみ」と言われ、「ある意味、本質かも。そこを見抜かれているのが怖いし、ドキッとした」と。劇中では“心の声”となるせりふがたくさんあるそうで「そこを楽しんでもらえたらうれしい」と話す。
大地との初共演については、第一印象が「息をのむ美しさに時が止まってしまった(笑)。肌が本当にきれい。美しさのレベルがちょっと違う」と振り返った。
実際に話をしたら親しみやすくて、おちゃめなところもあり、もっと大地のことを知りたくなって「どんなご飯を食べているんですか」「どんな運動をしているんですか」など質問攻めにしてしまったという。
「ホント、どうやって生きたらあんなふうになれるのか(笑)。本当に美しさとかわいさを兼ね備えたお方。大地さんにお会いして“こんなふうに美しくありたい”と思った。それは表面だけではなく、内面的な強さ、美しさをハルコさんから教わったからだと思う」
そう話し、最後に視聴者へのメッセージも忘れなかった。
「今ってみんな周りを気にしながら生きているところがある。それに私と同世代の女性で言えば、自分の年齢や老いに対してセンシティブになってくる年代。でもハルコさんという人がいる。周りから言われることに振り回されず、自分の生き方を貫く女性がこんなにも輝いているというのはドラマではあるが、私たち女性の希望になるのではないか、生きる上で自信を持たせてくれるようなドラマになっている」
第1話では東山動植物園でのロケで「癒された」(松本)という噂のイケメンゴリラ・シャバーニとの共演も見られる。
一方、主演の大地とCMで共演中の俳優、今野浩喜も出演している。いづみが働く出版社の編集長・尾石初郎役で「仕事より折り紙が好き」「何を考えているか分からない不思議系男子」という設定だ。
最近では多くのドラマ、映画に出演し、演技派俳優として知られる今野だが、大地との共演について「CMが始まってからもう3年。でもほとんど別撮りなので、実は会話は全然できていなかった。だから今回ガッツリ共演できるのかも、と楽しみにしていた」と話し、松本とは「竜の道 二つの顔の復讐者」(昨年7月期、カンテレ・フジ系)で共演したので「普通に話すことができた」と、自ら「非常にビジネスライクでドライな人間」という今野は笑って答えていた。
出演は真魚、高橋ひとみ、田山涼成ほか。