4日に急性リンパ腫のため死去した脚本家、橋田壽賀子さん(享年95)の遺骨が9日、愛媛・今治市の寺院で納骨されたことが分かった。
複数の関係者によると、この日午前8時から同寺で法要が営まれ、橋田さんの代表作「渡る世間は鬼ばかり」に出演する女優、泉ピン子(73)や橋田文化財団の関係者ら10人が参列。同8時半に橋田さんの両親が眠る墓に納骨された。遺骨は分骨され、長年暮らした熱海市内の寺院にも納められるという。
この日、納骨を終え、帰京したピン子はTBS系で生放送された追悼特番に出演。「無事にすべてを終えて、今朝、帰ってきました。納骨してきました。今治にバスで10時間ちょっとかけて…」と涙ながらに報告した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
続けて「(先生は)しまなみ海道が好きだったので特にサロンバスが好きで、いつも一番後ろに座ってたので、そこに遺骨を置いて…別れました」と声を詰まらせた。
また、60年の付き合いだった盟友のテレビプロデューサー、石井ふく子さん(94)がVTR出演。憔悴しきった表情で「本当に寂しい。また一緒にドラマを作りたい。作りたかった…」と目を潤ませていた。